早稲田大学西早稲田キャンパス52,53,54号館耐震改修Seismic Retrofit of Building #52, #53, #54 in Nishi-waseda Campus, Waseda University
東京都新宿区大久保3-3-4-1
設計 | 古谷誠章+NASCA+戸田建設 |
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用途 | 大学 |
構造 | RC |
規模 | 地下1/地上4(53,54号館)、地下1/地上3(52号館) |
敷地 | 44,112.48 m2 |
延床 | 2,019.00 m2 |
竣工 | 2012.02 |
早稲田大学理工キャンパス内の安東勝男教授設計の教室棟である52、53,54号館の耐震改修設計のデザイン監修。特徴的な五角形の教室が積層する理工キャンパスでもひときわ重要度の高い建築であることから、安藤教授の理念を残し、環境性能や内部の動線空間の快適化のためのデザイン提案とその監理を行った。
東西南面の既存のルーバーは撤去して、その受けであったコンクリート袖壁を活かして、新たに直達日射制御のためのアルミ製の庇と欄間への縦ルーバーの組み込みを行った。教室内には新たに空調機を設置するために天井面の改修、さらには廊下階段部の設備シャフトなどの改修を行い、階段室には号館ごとにテーマカラーを塗装して、建物の区別がつきやすいようにした。
撮影 淺川 敏