T博士の家Doctor T’s house
千葉県八千代市
環境技術と建築デザインの統合
設計 | 古谷誠章+NASCA |
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用途 | 住宅 |
構造 | RC |
規模 | 地上2 |
敷地 | 233.80㎡ |
延床 | 169.40㎡ |
竣工 | 2009.12 |
受賞 | 2012年 日本建築家協会優秀建築選 |
掲載 | 住宅特集2010.06 |
住宅はその家族にとって、仕事や学校から帰って一日の疲れを癒やし、家族が憩う安らぎの場所であると同時に、家人が留守中にも家財を安全に守り、室内環境が悪化しないように維持する、「蔵」のようなものである。建築主が建築環境学の研究者であることから、この家の家人、子どもを持たない夫婦の、在不在に関わらず良好な室内環境が保たれるよう、様々な種類の開口部をもつ3重の「入れ籠」状の箱を構想した。
撮影 淺川 敏